〜肩の荷を下ろしませんか〜

「ストレス社会」と呼ばれる現代。知らぬ間に追い込まれ、生き方に迷っている方も多いのではないでしょうか。そのような時は、坐禅をしてみてはどうでしょうか。まずは姿勢を正して静かに坐して、息を数えたり、観察したり、鼓動の響きを感じてみると、様々な思いとかかわらず、生きたいと願っている自分がいることに気づきます。そのような自分を見つめ、生命を見つめると、様々な思いとかかわらず、何かに支えられて生きている自分に気づくことができます。その時、自ずと心が温かく安らかに調ってくるのです。
知らぬ間に乗っていた肩の荷を少しずつ下ろしていき、本来の自分を見つめていく。これが坐禅の本質です。生き方に迷っているあなたの人生を変えるヒントになって欲しいと願い、坐禅会を開催致します。

〜坐禅は習禅にあらず、大安楽の法門なり〜

約二千五百年前、お覚りになったお釈迦様の姿を模して、現代では仏教徒をはじめ多くの人が、安らかな心を求め坐禅修行に打ち込んでいます。近年、その坐禅はヨガや瞑想と共に、再度注目され始めています。心の面では、ストレスフリーに寄与し、脳に対しては集中力、身体的には免疫力の向上を図れることから、宗教の枠を超えて様々な分野で活用されています。
しかし、道元禅師様がお示しになられた、「坐禅は習禅にあらず、大安楽の法門なり」との言葉通り、坐禅は続けて結果を求めるようなものではありません。うまく坐れる日もあれば、なかなか集中できないときもあるのです。
その時、その時の自分を見つめることが坐禅においても、人生においてもとても重要なことなのです。まずは一緒にやってみましょう。

〜ともに坐り、ともに学ぶ〜

一人で行う坐禅なのに、一人で坐るのは難しい。誰かと坐ると心が安まり、誰かと学ぶと互いに高まる。僧堂で多くの仲間といる中では気付けなかったことです。
かすかに感じる人の温かさ。姿勢を直してくれる人がいる有難さ。ともに坐り、ともに学ぶ喜びを感じてみませんか。