日々の綴り

本堂内③〜廊下貼り〜

2018.03.23

コンコンコンと、木と木をぶつかり合わせるような音が響き渡っていました。

音の行方に足を運ぶと職人さんが、檜材を組み合わせて、廊下を貼っております。

木をはめ込む際には、同じ木材を使って少しずつ少しずつ叩いています。

職人さんに、

「なんでカナヅチで直接叩かないんですか」

と聞くと、

「直接打ったら、カナヅチが硬すぎるし、当たる面積も小さいから、檜材が傷ついちゃうでしょ。お互いが柔らかくて、大きく接すれば、お互い傷つかないんですよ。」

 

なんだか人間のことを言われてるようでした。

反省する日々です。