日々の綴り

手でつくる

2017.08.7

鑿(のみ)という工具を使って、複雑な組み方をする部分を手作業で彫刻しています。

現在の一般的な住居を建てる場合は、このように現場で手作業で行うことも少なくなってきているようです。

作業の効率化の為に、たくさんの釘や金具を使用するそうですが、

何百年と建物を維持する為には、時間をかけても、先人たちが築き上げてきた伝統的な工法で行うことも大切になってくるそうです。

家を建ててはすぐに壊してしまう現代の住宅事情の影響で、素晴らしい技術が受け継がれなくなってしまうのはとても寂しく感じてしまいます。