屋根づくり④
2017.08.5
屋根の手前部分が、外側に行くにつれて徐々に広がっているのはお分かりでしょうか。
こちらは「総反り」と呼ばれる伝統工法の一つです。
現在、屋根づくりでよく見られるのは、真ん中はまっすぐで外側だけ跳ね上がるように作られることが多いそうです。
この作り方は、まっすぐな部分が目の錯覚で波を打って見えてしますそうです。
※うまく書けなくてすいません。
「総反り」の工法で作られるときれいな曲線を表現することができるそうです。
※また、うまく書けなくてすいません。
「総反り」を実現する為には、綿密に計算し、墨付けをし、切り出された木材を、
鍛錬された技術で組み上げていく必要があるそうです。
伝統的な技術に触れられることも含め本堂が出来上がることがとても楽しみです。