日々の綴り

住職作

2017.03.28

住職がせっせと彫り出していたのは、

「土地護伽藍神」の位牌です。

「土地護伽藍神」とは、お寺をお護りくださる土地神です。

日本仏教でも古くから民間信仰を取り入れ、

お寺の境内地や本堂の守護だけではなく、御釈迦様の御教え(法)が正しく受け継がれて行くようにお護り下さる「護法神」として、多くの曹洞宗寺院はお祀りしています。

住職は確かに新しくするとは言っていましたが、自分で彫るとは思っていませんでしたので驚きです。

先代住職も、両山紋を彫ったり、お寺のものを色々創作していたそうですので、私も何か作らなくてはいけないかもしれません。

今から考えておこうかなと思っている次第です。

地鎮式には無事間に合い、お祀りすることができました。