日々の綴り

本堂・客殿 時縄張り

2017.03.1

境内地の所々に木の印がつけられました。

見づらいですが木と木の間には紐が張られています。

これは「地縄張り(縄張り)」と呼ばれていて、建築工事の初めに行うものだそうです。

建物の配置を示していく作業で、設計図を確認しながら、縄やビニール紐で輪郭を地面に張っていくそうです。

本堂、客殿の配置もとてもイメージしやすい様になりました。

私は「縄張り」と聞くと、テレビでサバンナの動物たちの生き様をよく目にするせいか、動物たちが自分達の占領する区域を示す言葉として思い浮かんでしまいます。

しかし、元々は戦国時代にお城を作る際に目印として縄を張ったのが始まりと言われておりますので、建築用語として使うのが本来なんですね。