日々の綴り

華道

2016.09.9

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仏教と華道は密接な関係にあることをご存知の方は多いのでは無いでしょうか。

日本最古の華道家元である「池坊」さんは、仏教との関係性をこのように述べています。

『6世紀になると、仏教が日本に伝来しました。それにともない、仏に花を供える風習(仏前供花)も一般化していきます。華厳経や法華経など、名称に華(花)という字が含まれる経典が存在するように、仏教と花はもとより深い関係にありました。(中略)寛正3年(1462)、六角堂の僧侶・池坊専慶が武士に招かれて花を挿し、京都の人々の間で評判となったことが、東福寺の禅僧の日記『碧山日録』に記されています。座敷飾りの花や専慶の花は、仏前供花や神の依代といった従来の枠を超えるもので、ここに日本独自の文化「いけばな」が成立したということができます。』(公式ホームページより)

ちなみに池坊の「坊」はお坊さんの「坊」だそうです。

他宗では華道を学ぶことに重きを置いている宗派もある程、現在では僧侶の修行の一つとしても捉えられている様です。

始めるまでは何も分からなかったですが、始めてからは、自分と先生の生け花を見比べて「何か違う!!」ということは分かるようになりました。

今後は、何が違うか分かるように精進して参りたいと思います。

※写真は先生が生けたものです。