2016.09.3

---

曹洞宗では坐禅を大切にしています。

それはお釈迦様が坐禅の修行に励み、坐禅の姿で悟りを開かれたことに由来しています。

この時に使う黒くて丸い座布団のようなものが坐蒲です。

これがクサビのような役割を果たし、背筋を伸ばす事が出来ます。

長時間、同じ姿勢で坐り続けることができるのは坐蒲のおかげです。

他の宗派でも形は変われども坐禅の時に使われるものはたくさんの工夫があります。

先人達の試行錯誤の上に坐っていることを感じながら坐りたいものです。