日々の綴り

旧本堂について その2

2016.08.4

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こちらは茅です。

遠くからでもすぐに「興教寺だ!」とわかるトレードマークだった赤いトタン屋根の中には、実は茅がいっぱいに敷き詰められていました。

昭和30年にトタン屋根をかぶせるまでは、茅葺き屋根だったと記録されています。

「古民家再生」などメディアで改めて取り上げられている茅葺屋根。

断縁効果が高いので、夏は涼しく、冬は暖かい家になるそうです。

また茅葺き屋根は音を吸収するので、遮音効果も高いというメリットがあります。

先人の知恵というのはすごいですよね。

因みに新本堂には瓦を使用しております。

 

※画像はイメージです。